工学倫理(二学期・木4) 2013年度版

注意事項


講義資料について

講義資料はパスワード保護されています。バスワード発行はこちら

授業の概要

最初に契約、法、倫理の相互関係、および法律の基本事項について示し、簡単に法律の例を示した後、技術者が負っている責任、技術者の行動指針、社会とのかかわり、等について順に講義する。授業中、事例についてピデオ教材等で適宜示す。また最後にグル ープ討論と発表の機会を設け、学生が自分の意見が言えるようにするとともに、学生のコミュヱケーション能力の向上も目指す。

授業の目的

これから専門技術者となる諸君が今後担当していく仕事は、社会に対して大きな貢献ができるやりがいのあるものであるが、一方で杜会に対し て十分説明責任を果たせるものであることが要求される。本講義では、技術者の行動規範となる倫理について学ぶ。また、事例を通して、技術者がどのように行動すべきかを考える。

到達目標

  1. 法と倫理の遣いについて説明できる。
  2. 技術者の仕事の特徴について説明できる。
  3. 技術者が負っている様々な責任について説明できる。
  4. 技術者と社会とのかかわりについて、内部告発や倫理綱領を例として説明できる。
  5. 技術者の行動判断が倫理的に問われる場面に対して、自分の意見を述ベることができる。

学習・教育目標との対応

信頼性情報システム工学科:E

成績評価

毎回の出席用紙の提出課題30%、レポート30%、期末試験40%で評価する。
レポートは討論内容に関するもので最後に一度だけ課し、必須である。
試験では、到達目標(1)-(4)について達成度を評価する.
試験において基本的な問題が6割以上解答できていない場合には、達成目標 1-4 が未達と考えざるを得ないため、他の評価要素(出席用紙の課題、レポート)の達成度にかかわらず不合格とする。
※ 「毎回の出席用紙の提出課題」は、出席が確認できればよいというものではなく、書かれた内容を評価している。

予定

回数 日程 内容 備考
1 10/3 オリエンテーション;技術者の行動規範  
2 10/10 法律の基礎、法律の例  
3 10/24  
4 10/31  
5 11/7 技術とは何か、技術者とは何か (11/27 改定)  
  11/14 (休講)  
6 11/21  
7 11/28 技術者の責任;ユニバーサルデザイン  
  12/5 (休講)  
8 12/12  
9 12/19  
10 12/24 倫理綱領、内部告発 補講、3コマ、3201教室
11 1/7 補講、3コマ、6201教室
12 1/9 グループディスカッション(問題集  
13 1/16 発表会  
14 1/23 発表会  
15 1/30 まとめ  
16 2/6 試験  

 

オフィスアワー

オフィスアワーは、木曜5コマ~19:00

過年度の「情報倫理学」・「工学倫理」

2001年度版/2002年度版/2003年度版/2004年度版2005年度版2006年版2007年版2008年度版2009年度版2010年度版2011年度版2012年度版