技術英語 (信頼) 2014年度版(2学期・金2)

last update 2015/02/14
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授業の概要

英文語解、特に論文読解については卒業研究や他講義等で今後勉強する機会は多いので、本講義では論文以外の技術文書を題材にして4週のみの扱いとする。一方、作文技術については学ぶ機会が少ないので、本講義では特に時間を割き、良〈使われる単語や言い回しを例文で学んでいく。またリスニングについても経験を積む。難しいだけの受験英語はいったん忘れて、実用英語の観点から取り組みなおす。時間に余裕があれば特許英語も取りよげたい。

授業の目的

国際的に活動(輸出入や技術の外国への発注を含む)する企業では必ず英語能力が要求される。また、最新のソフトウェアは英語版から供給されることが多い。研究者になれば英語論文の読み書き、発表能力が要求される。この講義では、これらの場面で必要になる実用的な英語能力を身につける。最低目標はたどたどしく時聞がかかってもよいから同分野の技術者と口頭あるいは文書で技術的な意志疎通ができる程度の英語力を身につけることである。

到達目標

  1. 技術分野の英文についてある程度辞書を参照しながら読解し意味を説明できる。
  2. 技術分野でよく利用される名詞、動詞、形容詞表現を用いて英文を作成できる。

学習・教育目標との対応

C

成績の評価

4回以上欠席の者、レポート未提出の者、レッドカードの者には単位を認めない。出席回数を満たした学生に下記授業計画の各週理解目標の到達度を評価する筆記試験を行い、60%以上の得点者を合格とする。合格者に対して、試験の点を60%、レポート点を40%の総合評価計算を行い成績とする。なお、講義室が小テスト実施可能な広さの場合は、レポートに代えて小テストを実施することがある。

授業の方法

読解では技術マニュアルや初歩的な教科書などを題材とする。作文では、punctuation (カンマやピリオド)や名詞の単数/複数の扱いといった基本的なことが忘れられている傾向があるので、基礎から再学習し、技術文書によく出る単語や言い回しを習得する。リスニングは技術的内容のピデオを使用し、下の授業計画には示していないが気分転換を兼ねて随時実施する。

受講上の注意

講義予定

回数
日程
内容
備考
1
10/3
オリエンテーション  
2
10/10
IT 英語を読む  
3
10/17
IT 英語を読む  
4
10/24
IT 英語を読む  
5
11/7
IT 英語を読む  
6
11/14
小テスト;基本 (小テスト問題と解答例)
7
11/21
名詞と冠詞 レポート講評
8
11/28
名詞と冠詞  
9
12/5
動詞  
10
12/12
 
11
12/19
レポート講評
12
1/9
形容詞と副詞  
13
1/23
 
14
1/30
接続詞電子メール  
15
2/6
英語論文 (資料)  
16
2/13
期末試験(問題解答例  

参考書

オフィスアワー

木曜 5コマ。電子メール(tarumi@eng.kagawa-u.ac.jp)では随時受け付ける。できるだけ講義時間中あるいは講義終了直後に質問すること。

参考リンク

過去の技術英語

2005年度版2006年度版2007年度版2008年度版2009年度版2010年度版2011年度版2012年度版 2013年度版