ソフトウェア信頼性 (木3) 2011年版 担当:垂水

last update: 2011/06/30

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注意事項

授業の目標

  1. ソフトウェアの品質について、その特性を複数説明できる。
  2. 仕様書作成時に注意すべき事項について説明でき、簡単なモジュール仕様書を作成できる。
  3. ソフトウェアのレビューの方法について一例を説明できる。
  4. テストについて複数の方法とそれぞれの目的を説明できる。
  5. デバッガの主な機能について説明できる。
  6. ISO-9000 シリーズの意義とそのソフトウェア開発への適用時の注意事項について説明できる。

授業の概要

まず、ソフトウェアのライフサイクルの中で信頼性・品質に関係する部分について注目する。次に、ソフトウェアの信頼性・品質を定義する。その後、ソフトウェアのライフサイクルに沿って、見積もり、仕様書作成から、テスト、保守まで、それぞれの場面で使われる技術・技法について解説と演習を行う。さらに、組織的立場からの取り組みとして、ISO9000シリーズについて説明する。

成績評価

レポート50%、期末試験50%で評価し、目標達成が確認できた者を合格とする。レポートでは、授業の目標のうち(2)(3)(4)(5)について与えた問題について達成できていることを確認する。試験では、授業の目標のうち(1)(2)(3)(4)(6)について基本的な知識を確認する。また試験では授業の目標(1)〜(6)に含まれない内容で授業で触れた項目についても出題し、解答内容によりより高い成績評価を付与する。

講義予定/経過

資料は更新されることがありますので更新日に注意してください。

回数
講義日
予定内容
備考、進捗状況など
1
4/7
オリエンテーション、ソフトウェア工学とは  
2
4/14
ソフトウェアの信頼性・品質とは  
3
4/21
ソフトウェアのメトリクス  
4
4/28
ソフトウェアの見積り  
5
5/12
 
6
5/19
ソフトウェアの仕様  
7
5/26
コーディングミスの予防  
8
6/2
ソフトウェアのレビュー  
9
6/9
ソフトウェアのテスト  
10
6/16
デバッギング デバッガ (Visual C++ 2010 Express Edition) について
11
6/23
レビュー演習  
12
6/30
ISO9000シリーズ  
13
7/7
デバッガ演習  
14
7/14
リファクタリング  
15
7/21
まとめ  

リファクタリングの例題

資料

1
(問題)
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
(最終)

レポートの提出方法

参考書

オフィスアワー

オフィスアワーは原則金曜13-14時。電子メール(tarumi@eng.kagawa-u.ac.jp)と講義ホームページ内掲示板では随時受け付ける。

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